2005年06月26日

アール・デコ展にいってみた

 上野の東京都美術館でやっているアールデコ展にいってみた。
 自分はポストモダン後という様式に属した世代なのだけれども、ポストモダンも分からないし、モダンも分からない。既に物心ついた時には混沌としていたので、同一の装飾イメージ(というよりうは思想・世界観だろうか)で統一された世界というのはイメージがわかないのだ。特定の分野、たとえば柿右衛門様式というのはどういうものだというのは分かるのだけれども。

 割合人が多く、宝飾品のコーナーになると人がたまっており、ほとんど見れない。仕方なしに縫うように見てみたのだが、そこにあるのは十分美しいものだ。ただ、立派過ぎて普通の人間だと、負けてしまうのではないかと思われた。浮くといってもいいのだが。置かれていたものは今でも販売されているブランドのもので、現在見かけるデザインにも通ずるものがあった。

 椅子や絨毯、飾りやランプ、箪笥。本当にいろいろなものが置かれていた。ただ、一つ一つがばらばらに置かれていて、これでできた家というのはどういうものなのかと思っていたら後半、一室を再現したコーナーもあった。恐らくびくびくして暮らすことになるのだろうのだけれども、そこに置かれているのは舞台芸術のセットのように美しい。

 一番感じたのはアールデコ後期、アメリカでモダンといわれるようになってからは、大量生産品としての完成度だ。壁紙のように廉価なものになったそれは今でも時折見かけるもので、分かりやすくきれいで美しい。でも、こうして汎用されたせいで廃れていったのだろうか。

 とはいうものの、まだその様式は十分に残っていて、ノリタケを始め、けっこうな品物が売っている。

 展示されている中で欲しかったのはカメラで、ウォルター・ドーウィン・ティーグのカメラ「ボー・ブラーニー」は持ち歩きたいデザインだった。

 ちなみに日本で流通しているのはこんな感じ ヤフーオークション楽天
 
posted by 管理人 at 08:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | おでかけ
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